コヨーテ (Xコミックス)

澤水月

９５年刊最初の単行本。レジスタンスに身を投じる傭兵。「隊長」「少佐」は姿も性格もヘルシングまんまいるし「売女」と書いてベイベロンとも言う。眼鏡、びっしり文字書かれた紙、兵器、飛行船に軍艦。成年要素は規定をこなす感じでそれ以外のストーリーと道具立てがかなりしっかりと。２冊目より絵がヘルシングに近い、刊行順序かな

2021/01/21

piyokoko

レジスタンス友の会(ﾎﾞｿｯ)エロがあれば何をやっても良かった、は日活ロマンポルノの専売特許では無くて、ヒラコーはまさしく成年マンガ誌をそういった舞台として捉えていた作家だ。初の連載作品となる本作はエロ以外の部分はストーリーもキャラ設定も趣味丸出し(ホメ言葉です)で、オレが面白いと思う事を描くんだ的な衝動を感じさせる傑作となった。続編も存在するが単行本化は到底不可能なのが残念でならない。

Kanae

ヒラコー再読。おさえめだけれど、軍隊と眼鏡率になんか安心する。

2012/02/05

Fumitaka

我が聖典『HELLSING』の原型というか、前日譚ということでいいのだろうか。少佐殿やベルナドット隊長の原型っぽい人がいるし、ピップの武器がナイフなのはアンデルセン神父っぽい。あと第一話の見せしめに乱暴される女の子の髪型はちょっと婦警っぽい。「OCT」は『ドリフターズ』の「十月機関」だろうか。とはいえ、敵はあくまで「帝国」であり、「南米」とかはともかく、「SS」みたいな表記はあるものの、どこの国でどこが舞台なのかは明示されてはいない。カインを食った後ピップと「ニヤッ」って笑い合ってるエルマイラさん好き。

2022/09/10

烏鳥鷏

レジスタンスたちの話。成人漫画なのでエロはあるがノルマという感じでそんなにエロくない。血湧く戦いこそが作者の好きなところ。人物がすごい歪みまくり(描線的な意味で)だ。

2015/06/24