宗教家になるには (なるにはBOOKS)
宗教家になるには (なるにはBOOKS) / 感想・レビュー
yumicomachi
おもに日本における宗教と宗教家の役割、実際の宗教家の活動や生活、それぞれの宗教の歴史や特色、宗教家の養成過程などがわかりやすくまとめられている一冊で、宗教家を目指していなくとも、宗教に関心のある人なら誰でも面白く読めると思う。仏教、神道、キリスト教(カトリック/プロテスタント)、イスラム教、新宗教と幅広く目配りされていて、特定の宗教に肩入れしていない。周防正行監督・本木雅弘主演のコメディ映画『ファンシイダンス』(1989)が紹介されているのもユニークだと思った。1994年初版、2014年4月改訂新版刊行。
2023/01/07
竜王五代の人
読んだのは、2014年の改訂版。タイトルからややずれるが、宗教家(主に日本でメジャーな神道・仏教・キリスト教)の生活を描いて現代日本での職業としてのイメージを掴むのに向いた本。
2020/10/14
なつき
『なるにはBOOKS 75 宗教家になるには』読了。宗教家になるには、だなんてなんという興味のひかれるタイトル!と、もちろんすぐに手に取った。職業を案内するシリーズだという認識があったので、宗教家を職業としてくくるとどうなるのだろうとわくわく。そして期待以上だった。実践的で厳密。
2017/08/10
がんぞ
前作はかなり好評であったようで「宗教家になる」は『13歳のハローワーク』に載ってないが(霊・超能力願望もあって?)関心もたれていたかも知れない。(一新)インタビューされた宗教者はみな真面目な方で「人のため社会の為になりたい」意欲ある。いま確実に奉仕できる職種は介護以外あまり無いだろう。改版されているが、惜しい!’94年、日本人の(ことに青年の)宗教への警戒心が点火したオウム真理教事件の前年であった。イスラム教は「聖職者は無く先達がアドバイスするという指導法」とある。生活慣習と未分化なのは先進的と言えるか?
2014/06/17
黒とかげ
宗教家と書かれると胡散臭く感じるが、現代の宗教家は昔よりもサラリーマンに近い。だからその分宗教家になるのは難しくない。とはいえ、やっぱり人に奉仕する気持ちがなければ続けられないのも事実。
2020/12/02
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