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戒名: なぜ死後に名前を変えるのか

戒名: なぜ死後に名前を変えるのか

戒名: なぜ死後に名前を変えるのか

作家
島田裕巳
出版社
法蔵館
発売日
2005-11-10
ISBN
9784831871176
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戒名: なぜ死後に名前を変えるのか / 感想・レビュー

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rivaner

一般的な日本人としての宗教観しかないため、戒名とはそれほど重要なものとは考えていないが、ほぼ社会システムに組み込まれている仏式の葬儀というものを完全に排除できない以上、戒名を完全に否定してしまうことは出来ないのかも知れない。少なくとも大多数の日本人には。寺というものは本来檀家のものであり、寺の維持のために布施は当然必要なものだという考え方は今更ながら納得。要は払わせられたという感覚を持ってしまうところが問題なのだなと感じた。

2014/05/09

ともたか

戒名はいるのか、いらないのか。 未だに不明。 私が死んだ時にはどうなるのか。 それを決めて置かなければならない。 めんどくさい。

2014/10/27

dikoku

同じ著者の「葬式はいらない」の、より詳細なタネ本。何故か分からないまま続けられている○周忌といった法事、戒名、お坊さんによる葬式。実はどれも「本来の仏教の教えとはズレた、日本独自のしきたりにすぎない」と解き明かす。まず浄土宗で臨終時の念仏が重視され、極楽・地獄の概念で日本人の死生観が転換。その後江戸幕府が人口管理に寺を利用して檀家制度が始まり、仏式葬式と法事が義務化。戒名は社会的地位と寺への貢献度で差別化。家単位だったので先祖崇拝へと発展。現代では檀家減少のため、寺院存続を高額の戒名代に頼っているため。

2010/10/27

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