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宗教なき時代を生きるために

宗教なき時代を生きるために

宗教なき時代を生きるために

作家
森岡正博
出版社
法蔵館
発売日
1996-03-10
ISBN
9784831872258
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宗教なき時代を生きるために / 感想・レビュー

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Bartleby

自身の傷口を切開しそれを観察しているような文章で、この本を必要とする人ほど読みながら痛みを感じるだろう。癒されたさと誰かに苦しんで欲しい願望、神秘体験への関心と権力欲、問題と直面しないための理解があるかのような態度...どの指摘も本当に容赦なく自分の中をえぐってくる。けれどもその痛みを抱えながら生きることが、見たくないものを見つめながら生きるということなのだと思った。

2012/01/30

Sumiyuki

「僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない/正しいものが何なのかそれがこの胸にわかるまで」この人はニーチェほど宗教を否定せず、超人ほどまではならなくていいけど、自分で考えることを大切にしている。煩悩の哲学。ゆっくりやってこう。

2011/12/27

ゆうきんとき

終盤、心根深くに触れられて、ぐわっときました。恐ろしい人だ。

2010/05/02

edamamekirai

第三章の尾崎豊論だけ。特にハッとされるような解釈は、「卒業」は死の歌であるというのを除いて、なかった。

2018/05/26

mralberteinstein

世代は違うけど「尾崎豊はファンが殺した」説に頷いた。

2014/04/25

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