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本願寺白熱教室: お坊さんは社会で何をするのか?

本願寺白熱教室: お坊さんは社会で何をするのか?

本願寺白熱教室: お坊さんは社会で何をするのか?

作家
小林正弥
藤丸 智雄
出版社
法蔵館
発売日
2015-06-10
ISBN
9784831881779
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本願寺白熱教室: お坊さんは社会で何をするのか? / 感想・レビュー

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kichy

釈迦も元来、自己の解脱を悟りを目的としていたが、他者や社会との関係から生じる悩みなどが前提としてあった。であれば、釈迦の悟りも公共と接点を持ち大乗仏教に展開されていくのは必然と言える。現代の仏教や真宗は外から見ると、残念ながら閉鎖的な世界に見えるのは否めない。西本願寺の前門主が原発事故の際に発信した「日常の損得を超えた価値観が必要であり仏教はそれを提示できるはず」というメッセージはまさに仏教が公共に影響を与え得る可能性を示したものと言える。仏教、真宗のファンとして公共への更なる攻めの姿勢を期待したい。

2024/11/02

Aby

浄土真宗の僧侶のジレンマ,宗教の「公共性」.0,7,8の章が特に印象的.私の家は,浄土真宗大谷派だが,墓参りくらいしかお付き合いがないので,深く考えてこなかった.

2018/03/06

CD

リバタリアニズムとコミュニタリアリズムの命題を、本願寺の考え方で議論してみたという本。議論自体は興味深いのだが、なんだか、お坊さんも科学のつきつけるゆるぎない事実と社会の変化に翻弄されているんだなと不安が残った。個人的にはお坊さんは弱さを見せない方がいいと思う。社会に迎合するより、どうやって自分たちの教義に説得力を持たせるか、どういう言葉で語っていくべきか、に注力した方がいいと思う。それができないのであれば、宗旨を変えたほうがいいと思います。

2022/02/15

伊達酔狂

☆☆☆

2018/02/11

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