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お江戸とてシャン (まんがタイムコミックス)

お江戸とてシャン (まんがタイムコミックス)

お江戸とてシャン (まんがタイムコミックス)

作家
森島明子
出版社
芳文社
発売日
2010-02-06
ISBN
9784832268227
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お江戸とてシャン (まんがタイムコミックス) / 感想・レビュー

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bbblind

シンプルながら色気のある線で、絵を眺めているだけでも楽しめる。故杉浦日向子先生を思い出した。恋愛物は苦手で滅多に読まないが、この漫画に登場する人物たちはみんなさっぱりとした気性の粋な江戸っ子たちばかりで、読んでいて気持ちが良く、またさり気なく当時の生活習慣や風俗が紹介されているので、飽きが来ない。読みやすい四コマ漫画の形式を取っているが、怒涛の展開を迎えるラストまでお話も良く練られている。江戸の町の活気溢れる喧騒が聞こえて来るような1冊。

2010/03/13

homkithi

江戸っ子の風習と粋(やせ我慢?)が随所に散りばめられた、町娘と火消しの成長と恋物語。「あきらめましたよ どうあきらめた あきらめられぬとあきらめた」「いつのまにか大人になっていたんだな」「江戸の町も人の命も終わるときはほんの一瞬 だからこそ散るのをおそれずに生きる 命を燃やしつくすように生きて 生きて この 当たり前でない朝の光に 感謝をいたします」

2010/05/29

kama_meshi

平成の人情本よ。江戸はファンタジー、そして最高だ。火消しの纏持ちと町娘の恋。好きだけど、お互いに好きと言葉で言えないじれったさがキモ。メインの人物を補完するサブキャラ達がまた良い味を出している。想いを言葉にせず、見守る椿姉さんやシスコンの兄など、取り巻きも魅力的でみんな好き。猫又(雌)がアネゴ肌の姉さんに惚れるエピもあるけど、ああ、アリだねと思える日本人的な感覚に万歳と思ったりもします。地味だけど、こういうのは大好き。だから、マンガは面白い。

2010/02/28

みやぎ

火消しの虎吉に一目惚れしたおヒナちゃんの話。江戸の文化を紹介しつつしっかり恋愛もの。指切りげんまん→死んだらゴメンのネタがお気に入り。そしてストーリー的には仏頂面で回想でも微笑むだけだったの虎吉さんがおヒナに対して笑いかけるのが良い。

2019/11/10

まめむめも

お江戸の暮らしや人々の思いが伝わるお話です。おヒナちゃんが良い娘なんですよ。

2015/08/12

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