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1999年七の月-上海(下)

1999年七の月-上海(下)

1999年七の月-上海(下)

作家
水城せとな
出版社
芳文社
発売日
2006-09-29
ISBN
9784832284197
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1999年七の月-上海(下) / 感想・レビュー

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たまこ

切ないけれど納得の結末。いいお話でした。「真昼の街を一緒に」が悲しくも叶った。こんな生い立ちや境遇でなければ出会うこともなかったであろう2人にとっては最大限の幸せといえたかも。あー、この作品、今の水城さんがリメイクされたらどんな感じなのかな…。ちょっと見てみたい気がしました。

2015/03/17

せ〜ちゃん

★★★★ 水城さんフェアにて再読。 敵対するマフィアの抗争も激しくなり、追い詰められていく二人・・・。 ちょっと泣けました。 「手をつないで~・・・」の辺りのセリフにもキましたねっ! 上海を舞台に愛と狂気が入り乱れる・・・それでも、水城さんの絵が結構淡白なので、そんなにハードなイメージではなく、痛く切ないロミ・ジュリだったかな? 同じ内容を劇画っぽい絵で読んだら、また印象も変わるかもしれないです。

2014/10/11

みつき 

上海マフィアではなくあくまでも少年グループ覇権争いが舞台の設定なので、少年の不安定な感情、脆さがこの作品の見どころかと。設定が設定だけに、死と隣り合わせなところがハラハラ感を増長させて最後まで一気に読ませてくれます。ただ他のせとな作品を読んだあとではもうちょっと登場人物の心理描写に深みを持たせてくれても面白かったのかなと思います。ラストは読者の想像をかきたててくれるので個人的には良かったです。

2012/05/09

紫陽花

■レンタル(ツタヤディスカス) 結末が水城先生らしいわ…。 たぶん死ぬだろうことはわかってたけど、ちゃんと昼間の街を二人で歩くシーンあって、うるっと来てしまった。 いつの時代であっても、水城先生がさすがすぎる、それに尽きる。

2018/10/20

彩夜

上巻で誰が誰だか見分けられない状態で読んでいただけに後半混乱したけど、判るようになったら事の重大さを理解してからが面白かった。良いファンタジー。

2012/04/29

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