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企業参謀―戦略的思考とはなにか

企業参謀―戦略的思考とはなにか

企業参謀―戦略的思考とはなにか

作家
大前研一
出版社
プレジデント社
発売日
1999-10-29
ISBN
9784833416948
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企業参謀―戦略的思考とはなにか / 感想・レビュー

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Kiyoshi Utsugi

1975年に出版された「企業参謀」と1977年に出版された「続企業参謀」と1979年にプレジデント誌に寄稿されたものが一つになって、一度で三度おいしい本です。 これまで1975年の「企業参謀」しか読んだことがなかったです。 この本を読むといかに大前研一氏がすごかったかがよく分かります。 特に図を多く取り入れて分かりやすくしているのほ、さすがマッキンゼーのコンサルタントだなと思った。 この本を読んで何かを覚えて明日からすぐに直接なにかの役に立てるというよりは、考えるとはどういうことかを教えてくれます。

2023/12/20

vinlandmbit

自分とそう変わらない歳で当時この内容を著したのはさすがです。内容自体は時代遷移の差の分、古くも感じますが現代でも役立つ点は多々あります。

2017/07/01

非日常口

大学生時代に大前本にハマり、その後コンサルは排除の論理を加速し、弾いた人はどうするのかがないと感じ、新自由主義の先行きに辟易し方向転換。文化や歴史、芸術の方に向かった。最近経営について関わることになりそうなので再読。昔、安っぽいハウツー本は本書に便乗した出版社の劣化コピーと感じた。「色褪せない」というよりこの本が元ネタでコンサル本は派生してる気がするので、それは当たり前と思う。新しい会社の立ち上げに関わるからかわからないが、「儲ける時ばかりでなく、損する時も十分計画に」(p211)。大前ファン対策にも良い

2015/08/02

ひろき@巨人の肩

名著は色褪せないですね。事例は古いですが、本筋は違和感なく読むことができました。この当時に低成長を予見して話が展開されている点、大前先生の先見の明には頭が下がります。中期経営計画の作成、製品ポートフォリオ管理の基礎を学べる良本。物事を考えるときに、「抽象化」のプロセスを通すことで、問題の本質に解決策を打つという思考は目から鱗でした。当時の勝ち組企業のいくつかが現在苦戦している点、どんな理由だったのか気になるところです。定期的に再読したいと思います。

2015/04/14

koheinet608

時価総額で平成元年と30年を比べたら、以前はトップ50社のうち32社が日本企業だった。それから僅か30年で1社(トヨタ)になってしまった。〇〇思考というのは、自分の考え方を帰納的に突き詰めていった結果生じる一種の思想で、それを再度、目の前の問題に取り組む時に演繹的に考える。重要なことは問題設定と変数を何にするかだが、自分にはとてもじゃないが出来ない。今の日本社会・企業は、戦略思考云々の前に、事実を隠そうとする。だから、問題があるのに、ないことになっている状態に陥り、どうでもよいことに必死に取り組む。

2020/07/03

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