KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

きこりとおおかみ (こどものとも傑作集)

きこりとおおかみ (こどものとも傑作集)

きこりとおおかみ (こどものとも傑作集)

作家
山口智子
堀内誠一
出版社
福音館書店
発売日
1987-02-25
ISBN
9784834001631
amazonで購入する

きこりとおおかみ (こどものとも傑作集) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヴェネツィア

原話はフランスの民話(再話・山口智子)、絵はグラフィック出身の絵本作家、堀内誠一。森に住むきこりの夫婦が2度にわたっておおかみを撃退するというお話。絵は太く力強い描線が特徴。遠近感のデフォルメも絵本ならでは。おおかみの表現は躍動感がありながらも、漫画っぽい表情のためにそれほどは怖くない。子どもを意識した表現だろうか。

2024/08/06

やすらぎ

葉が落ちて雪に埋もれ、木々の隙間から射す太陽が生き物の足あとを照らす。見晴らしのよい静かな森も、吹雪けば視界は閉ざされる。そんな過酷な土地に生き、山中で仕事をする木こり。薪で火をおこし、スープで温まる。そんなひとときに突然訪れるもの。…餌が少なくお腹を透かせたところに、いい匂いがするのだから、危険を覚悟のうえ近づいてしまうオオカミ。夫婦の背後に忍び寄る。どれにしようかなと。運命はいかに・・。残酷な描写がありながら、現実を目の当たりにしたらそうしてしまうのかもしれない。フランス1987年、白く深い森の物語。

2021/12/29

yomineko

読み友様からのご紹介本です📙きこり夫婦の家に忍び込んだ腹ペコオオカミだが、奥さんに頭から茹だったスープをかけられ、森に逃げた。しかし1年後、復讐に!!!しかも子分15頭を引き連れて。きこりは木の頂上に避難したが、オオカミは積み重なって来てもうすぐ届きそう😨奥さんにスープをかけてくれと頼むと、1年前の事を思い出した一番下にいたオオカミは全員森の奥へ逃げた。もう二度と来ないですよね😊

2024/11/19

とよぽん

フランス民話の再話で、絵がフランスっぽい(?)けれど堀内誠一さんという日本の画家。きこりと腹ペコおおかみの知恵比べをテンポよく描いている。

2020/08/03

たーちゃん

息子は「こんなにオオカミ来たら食べられちゃうよ」と言っていました。

2022/12/19

感想・レビューをもっと見る