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まちねずみジョニーのおはなし 新版 (ピーターラビットの絵本 9)

まちねずみジョニーのおはなし 新版 (ピーターラビットの絵本 9)

まちねずみジョニーのおはなし 新版 (ピーターラビットの絵本 9)

作家
ビアトリクス・ポター
いしい ももこ
出版社
福音館書店
発売日
1988-04-01
ISBN
9784834003291
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まちねずみジョニーのおはなし 新版 (ピーターラビットの絵本 9) / 感想・レビュー

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keroppi

街のねずみと田舎のねずみが対比して描かれる。それぞれにいいところはあるし悪いところはある。それぞれ自分の住んでいるところがいいものだ。私は今住んでいる街が好きだ。

2022/04/30

どぶねずみ

田舎に住むネズミは田舎者らしく、都会に住むネズミはやはり都会の暮らしに慣れている。互いに行ったことないと強い憧れがあるのだけれど、結局は元の鞘に収まろうとする。まさに人間と一緒じゃないか! 私も東京に強い憧れがあって就職したものの、結局は普段の生活に追われて、漠然とした憧れでしかなかったことを気づかされた。何だかんだ言って自分の幼少期の生活が自分に一番馴染んでいるのかも。

2022/10/20

まちでは盗んで生活、いなかでは分けてもらって生活するところが違う。音が大きいのはどちらも同じだけど、いなかは自然に感謝していて、このシリーズにはピッタリ。

2020/08/17

クナコ

初読。田舎育ちのねずみチミー・ウィリーと町育ちのねずみジョニーの、それぞれの住み良い環境についてのおはなし。ジョニーがチミーを都会風(?)にチモジー・ウィリアムと呼ぶのが小技が効いていて面白い。人は自分が育った環境が一番居心地がいい、ということ。ポター氏が田舎びいきなせいもあるだろう、都会は賑やかで贅沢できるけれど安心できない、と言っているようだった。町育ちの方が田舎よりもずっと良いものを食べているのに、生活に危険が多くてほっそり痩せてしまっていることに穏やかな皮肉を感じる。これまでより少し大人向け。

2020/03/21

おはなし会 芽ぶっく 

3年生ブックトーク授業【冬休みにおすすめの本】ピーターラビットの絵本を選書。世界で1番有名なウサギ(みんな名前は知っていたけれど、話は知らない)、映画を見た子も数人いました。シリーズから1冊ずつ貸し出しにしています。思っていた以上に読みたい!と言ってくれました。 いなかのねずみチミーと、まちのねずみジョニーがお互い行きかい…。まちのねすみといなかのねすみのようなおはなし。

2021/12/17

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