ぼくらの地図旅行 (福音館の科学シリーズ)
ぼくらの地図旅行 (福音館の科学シリーズ) / 感想・レビュー
とよぽん
那須正幹さん、「ズッコケ三人組」でよく知られているが、これは那須さんの初めての本格的な絵本だったとのこと。絵は西村繁男さんで、細部まで描き込まれた風景や生活の様子に昭和の雰囲気が満載だった。地図と方位磁石を手にしたシンちゃんのリードに、少し不安を感じながらもついていくタモちゃん。二人の道中には難儀することもあったが、ようやく目的地にたどり着く。そこでシンちゃんが言った言葉が、とても良かった。こういうのを得難い経験と呼びたい。
2021/08/09
森林・米・畑
小学生男子二人が地図を片手に隣町の灯台までほとんど徒歩で冒険。携帯やナビの無い時代が懐かしく感じる。地図記号も久々に意識した。絵本見ながら何となく景色が見たことある感じ・・・読後に知りましたがモデルになった場所は私の住む近くで、作家さんの居住地も近いのでした。
2020/09/05
gtn
スマホは、少年から「冒険」を奪った。また、昨今の事件に照らしても、小学生の好奇心から起る行動を制限しつつある。
2023/03/11
へくとぱすかる
鳥の目からのイラスト。地図の流れを生きた旅行にする小学生の友情物語。 細部にさりげなく書き込まれた遊びがうれしい。大人の鑑賞に耐える絵本。地図を再勉強したくなりますね。モデルになった山口市南岸をストリートビューで見比べると、より楽しい。
2013/12/24
HIRO1970
子供の本。
2019/04/20
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