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みんなうんち (かがくのとも絵本)

みんなうんち (かがくのとも絵本)

みんなうんち (かがくのとも絵本)

作家
五味太郎
出版社
福音館書店
発売日
1981-02-02
ISBN
9784834008487
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みんなうんち (かがくのとも絵本) / 感想・レビュー

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のっち♬

「いきものは食べるから みんなうんちをするんだね」—たかがうんち、されどうんち、大きさや形、色や匂い、する場所まで生態系により様々だ。そんな生き物の多様な排泄の在り方を次々と描いたのが本作。らくだのうんちも同じこぶの数があるという嘘や、部分的に疑問系にしてみたりとアクセントの付け方も相まって、うんちを切り口に生態系への多角的な知的好奇心を読者に惹起させる趣きが本作の素晴らしさ。読者の食欲を減退させないユーモアを帯びた作画は作者の真骨頂。うんちは茶色でもその背景は「汚ない」で片付けられないくらいカラフルだ。

2024/01/22

Kawai Hideki

現在、うんちのトイレトレーニング中で、二言目には「うんち!」と叫ぶ娘に。案の定、食いつきは良かった。五味さんの絵なのに、結構写実的だったのでびっくりした。娘は、「おむつでうんち」のところで、赤ちゃんが泣いているのは「なんで?」と質問しまくりだった。ちなみに、本書では「くじらのうんちはどんなの?」という問題提起で終わっているが、Google先生に聞いてみたら、えらいことになっていた。http://aqua2ch.net/archives/42442034.html

2016/03/01

がらくたどん

生き物はご飯をたべるからみんなウンチをするんだね。もう数えられないほど読んできた絵本で今朝は胸いっぱいに。母の術後の下痢が医療連携でようやく終息したら肛門が腫れて排便が出来なくなり昨日はついに立てなくなったのだが訪問看護師さんの秘技で摘便成功。母も昨夜は安眠できた。でも便の固さを軟便一歩手前に薬で調整する事にしたため立つと腹圧で~。ついにウンチとの闘いの火蓋が!合戦の最中に本書を開き感無量。人は「生物」に還って後に分子となって散ってゆくのだな。頭は明晰な母が良く事態を受容しているとちょっと感心している。

2022/09/27

「おなら」もゾウから始まってたけど、この本もゾウからスタート。ラクダもねずみもクジラもヘビも、そしてもちろん人間も、みんなうんちをする。生きるために食べるから。臭いとか汚いとか言ってるけれど、健康のバロメーターでもある大切な証。簡単な言葉と絵だけの絵本だから乳児からトイレトレーニング中の子を中心に、年中さんあたりまでが対象かな。五味さんの絵がとてもあたたかいです。

2013/07/30

らったった

幼少の頃読んだという微かな記憶。今読んでみるとあの頃の自分以上に理解しているのかな(^^)

2016/01/07

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