はじめてであうすうがくの絵本1 (安野光雅の絵本)
はじめてであうすうがくの絵本1 (安野光雅の絵本) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
シリーズ第1巻。安野光雅の楽しい絵で、知らず知らず数学が(少なくても数学的な考え方が)学べるという一挙両得、一石二鳥のお得な本。「なかまはずれ」、「ふしぎなのり」、「じゅんばん」、「せいくらべ」といった構成。後になるほど数学らしくなっていく。最初の「なかまはずれ」は、集合論なのだろうか、それともそんな風な枠組みに当てはめようというのが、そもそも思考が形骸化しているのだろうかとちょっと悩んだが、巻末のご本人による解説を読んで大いに納得した次第。
2023/08/20
へくとぱすかる
数学的内容よりも、安野さんの絵がよかった。とはいえ、数学をここまで基本的に見直して再構成して見せたところは、さすがに並々ならぬ力の入れ方を感じる。文句なくおもしろい。子どもの時に出会っていたら、きっと早くから算数を好きになっていたでしょうね。ところで最初から最後まで登場して、絵本をリードしてくれる二人の人物のうち、小さい方は安野画伯自身の投影かな、と思った。すると大きい方は? 案外、森毅さんなんじゃないかなぁ、と。実は顔がそっくりに見えるんですよね。
2014/07/14
HIRO1970
⭐️⭐️⭐️子供用ですが、大人も愉しめました。
2016/04/24
kaizen@名古屋de朝活読書会
数に親しむよい本 すうがくの本という名前であるが、かたぐるしくはない。 安野光雄の独特の絵で、数について馴染みやすい。 もっと難しい数学の本も、安野の挿絵つきになればよいと感じさせる。
2021/01/16
annzuhime
島外の図書館から取り寄せ。なかまはずれ、ふしぎなのり、じゅんばん、せいくらべ。5歳の三女も楽しんだすうがくの絵本。数学ってコツを掴めると楽しいよね。こういう絵本から入る数学だと学ぶ方もすんなり楽しめそう。CASA BRUTUSの大人も深読みしたいこどもの本100。
2024/01/20
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