魔女の宅急便 その3 (福音館創作童話シリーズ)
魔女の宅急便 その3 (福音館創作童話シリーズ) / 感想・レビュー
mocha
キキの前に現れた生意気な少女ケケ。自由気ままで厚かましい振る舞いに、キキと一緒に終始心がザワザワした。大切なものをすべて奪われるような恐ろしさと嫉妬で、自分を見失いそうなキキ。ケケの言葉は、キキの心の声のようにも聞こえる。毎回キキの成長が細やかに描かれているけど、この巻は特に少女の成長物語として秀逸だと思う。
2016/07/21
kaizen@名古屋de朝活読書会
魔女のしるし。 「心のなかをおみせできないのがざんねんです」 大事なことなのでまた出てきました。 キキに対して、ケケ。 キキが「むかし屋さん」からしみだらけの本をあずかる。 「おわりのとびら」
2013/04/20
風里
嫉妬に苦しみ、乗り越えていくキキ。 どんどん大人になっていく様子が可愛らしく微笑ましいと思うのは大人になったからか。 自分の気持ちを知るのが一番難しいのかもしれない。
2013/10/09
美葉
自分はまわりからどう思われてるかが気になる。自分と人を比べてしまう。こういうのって、思春期だなあ。キキの気持ちが痛いほど共感できた。 「自分が 自分に 出会うとき あなたにも きっとある」 ここ最近、なんだかずっともやもやしていたけれど、ちょっとだけ心が軽くなった。私も私を見つけられたらいいな。
2020/09/24
くぅ
いや〜キキと一緒に悶々としました、この一冊。小生意気なケケにキィ〜!!となりながら読みました。ケケにチヤホヤするトンボさんにもキィ〜!!ジジの家出には目がウルウル。心が穏やかじゃない読書でした。そして最後の夜空のシーンはとっても印象的。綺麗で神秘的な情景が浮かびました。またコキリさんからの手紙も嬉しかった。キキじゃないけど「一緒だ!」と思いました。
2019/02/11
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