チムさいごのこうかい―チムシリーズ〈10〉 (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
チムさいごのこうかい―チムシリーズ〈10〉 (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本) / 感想・レビュー
gtn
どんな組織にも、水夫長のような奴は一人はいる。平時には威張りくさり、非常時にはブルブル震える愚かな人間を反面教師とし、様々な経験を重ねるチム。さぞかし立派な船乗りとなったことだろう。その素質の高さは、大きく揺れる船内で「白鯨」を読みふけっても酔わないことからも分かる。
2020/09/26
mntmt
これが、最後だなんて。ラストページのチムの姿に感激。原題:Tim's Last Voyage
2016/03/21
遠い日
シリーズ10。たった3日の航海のはずが、とんでもないことになる。予期せぬ悪天候とトラブルに見舞われ、チムたちは翻弄される。人間の醜さも描き込むアーディゾーニの目の確かさが作品をおもしろくする。「最後」を心に刻んで、大きくなるチムがすばらしいな。
2018/08/02
Lesen
乗組員を募集している船に雇ってもらいました。航海中大きな波をかぶり、煙突は倒れ機関室に水が流れ込み、エンジンが止まってしまいました。別巻がもう1冊ありますが、チムの冒険はこれで完結です。このラストが良いです。終わってしまったけれど子供もラストに満足してました。「ジンジャー良い子になったね」とジンジャーの成長も感じ取った様です。夢と希望、そして冒険する楽しさを教えてくれた絵本でした。
2014/02/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
『チムとゆうかんなせんちょうさん』 https://bookmeter.com/books/403637 シリーズ第10弾 最終巻。アラベラ号で3日間の航海に出たチムとジンジャー、時化にあい難破してしまいます…。シリーズ10巻の終わりにふさわしい?おはなし。
2022/05/22
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