ふくろにいれられた おとこのこ フランス民話 (こどものとも絵本)
ふくろにいれられた おとこのこ フランス民話 (こどものとも絵本) / 感想・レビュー
ヴェネツィア
原話はフランスの民話。山口智子・再話。絵はグラフィック・デザイナー出身の絵本作家、堀内誠一。お話は、彦一話のように、子どもがとんちを働かせてオニをやっつけるというもの。主人公の少年の名前が変わっていてピトシャン・ピトショという。絵は読み聞かせを想定しているのかと思うくらい、何もかもがクッキリとしたフォルム。オニが一番おもしろい造型だが、背景もちゃんと南フランスらしく描かれている。
2024/08/13
annzuhime
図書館本。フランスの民話。海外の話ってあからさまに残酷なシーンも普通に表現するよね。これこそ本当の鬼退治かな。鬼がなかなかの間抜けっぷり。
2023/10/14
ヒラP@ehon.gohon
ピトシャン・ピトショという名前が、妙に頭に残りました。 とてもユニークな子どもです。 いきなり大きくなるいちじくも不思議です。 人食い鬼と言いながら、間の抜けたオニもユニークな姿をしています。 堀内誠一ワールドの絵本でした。
2022/08/05
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
自分で読んでみた。典型的な昔話。怖いオニをやっつけたところでホッとする。やっつけなきゃ自分が食べられるもんね。これは子どもは聞くわ。小学校3年生くらいまでかな。
2014/05/04
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
おはなし会にて。読んでもらう。さすがに昔話の王道をいってる。おもしろかった。しかし、こんな残酷な話読めないと言っていた保護者がいたらしい。この本を読んだらそんな残酷な人間になると本気で思っている。昔話と残酷性の関係のことをもっとたくさんの人に知ってもらいたい。
2014/04/26
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