きみが微笑む時 (福音館の単行本)
きみが微笑む時 (福音館の単行本) / 感想・レビュー
たまきら
図書館放出本。眺めるだけで気付くと笑顔になる写真集です。先週、少しいつもよりストレスフルだった一日の後ふと眺め、「なんだ、まだまだじゃん!」と笑えました。自分のストレス、ちいさいちいさい。今日も笑って過ごそう!
2016/11/07
ヒラP@ehon.gohon
世界には、紛争や、貧困や、様々な悪環境がいくらでもあって、平和な日本の恵まれた生活とはほど遠い暮らしを強いられている子どもたちがいることを知らなければいけないと思います。 でも、そんな場所の子どもたちも笑顔を持っているのだと、改めて思いました。 笑顔の向こうに、悲しみや苦しさがあるから、彼らの笑顔が眩しいのでしょうね。 こんな写真集が、児童図書館に配稼されていることにも意味があるのだと思います。 説明書きを読まなければ、勘違いしてしまいそうな明るい写真集です。
2017/04/07
baアタマ
2004年。世界の(いわゆる辺境とか紛争地の)ひとの笑顔の写真集。カメラマンの作者はエル・サルバドル、アマゾン、アフガニスタンなど15の地域で出会った子供の一コマをエッセイでも紹介しています。作者は数日しかいっしょにいないけれど、一緒にいた時に受けた温かさ、笑顔、力強さにこちらも励まされます。そこで生きているひとにとってそこは辺境じゃないんだという当然のことに気づきました。豊かさとは何か、考える一冊。表紙にもあるエルサルバドルの104歳の(ホントかい?!)のおじいちゃんのしわをきざんだ笑顔がとくに素敵。
2014/05/12
Misa
困難を越えて微笑む人の強さと美しさが心にしみました。 ページの途中で、どんな人が撮ったものか興味を持ち、あとがきを読んで涙しました。あとがきに「いかにも難民らしい悲しげな写真を撮ろうとしていたぼくは、はっと虚をつかれる思いがし、自分が恥ずかしくなった」とありましたが、私こそ恥ずべき先入観を持っていたことに気付かされました。「深い悲しみをくぐったからこそ、笑顔をいとおしみ、ほかの人にやさしくできる。(あとがき)」読後は、すっかり写真家 長倉洋海さんのファンになりました。
2012/02/19
吟遊
全編、笑顔の写真集。子どもを中心に、大人も。
2016/02/14
感想・レビューをもっと見る