妖精のキャラバン (世界傑作童話シリーズ)
妖精のキャラバン (世界傑作童話シリーズ) / 感想・レビュー
花林糖
【ビアトリクス・ポター生誕150周年】23の短編連作。てんじくネズミのタッペニーがサーカス団と旅に出ることに。湖水地方の美しい自然が思い浮かべながら、楽しく穏やかな気持ちで読みました。長く本棚に眠らせていて勿体無い事をしたな、と後悔。1冊丸々大好きだけれど「ネココさんのお店」「オークの木の妖精」が特にお気に入り。
2016/06/04
IRIE
天竺鼠のタッペニーのお話から始まります。主人公は登場動物それぞれ(*^^*)サーカス一団を始め、行く先で会う動物達も個性的で可愛い!挿絵も綺麗でした(*^^*)タッペニー奥さんいるからおじさんモルモットなのかと思ってましたが、読み進めていくと純粋な子供のようでした٩(*´︶`*)۶素敵で綺麗で純粋なお話で久しぶりに童心に帰れた気がしました(﹡ˆˆ﹡)
2018/02/07
おはなし会 芽ぶっく
6年生 ブックトーク授業(夏休みのお勧め本) 国語で『川とノリオ』 https://bookmeter.com/books/107504 の学習があったので、いぬいとみこさんの紹介は朝読書でし、ブックトークは文学作品の絵本版と、長めの児童書を紹介、作者の説明もしています。『 タッペニー / 旅のサーカス一座 / 囲いの中のビリー / ネココさんのお店 / こねずみさん / 鳥の園の春 / コビトゾウ / やなぎ川 / 羊 / ハビトロット / 川を渡って / りんご園農場 / デメララ →
2021/07/14
北風
モルモットがぱちもんの育毛剤で毛むくじゃらの長毛種になって旅に出る。変なお話!! 豚が象の仮装をして、テリアが走り回り、ポニーがサーカス一座を運ぶ。小さな動物たち、家畜たちが仲良く田園風景に住んでいて、旅をしている。おまじないで人間たちの目を盗み、小さな弱肉強食の摂理に従いながらも、おしゃべりする動物たちが妖精を信じている。他愛もない小さなフェアリーテイルは、当時のイギリスのその田園風景を守ったんだって。それこそ本当にフェアリーテイルだわ。
2024/10/21
ひめ
古き良き英国発の童話。湖水地方の豊かな自然と、ヒトのすぐ傍らで生きる動物たちに注がれる暖い視線。ポターのイラストがさらに色彩を与える。 短編の連作になっていて最初は戸惑うけれど、サーカスの面々を覚える頃には一緒に旅している気持ちになった。
2010/03/15
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