にているね!? (かがくのとも絵本)
にているね!? (かがくのとも絵本) / 感想・レビュー
Kawai Hideki
「自分で言うのもなんだけど馬ってかっこいいよね」と自惚れる馬に、「お前、俺に似ているよね」とイスが話しかける。馬は「全然違う」と抵抗するも、4本足だし、誰かを乗せるし、その誰かが重かったり乱暴だったら困るし...と一気にたたみこまれ、「馬とイス」の境界があいまいになってしまう、という絵本。なんか、この本と「イスとイヌの見分け方」も「にているね!?」。「イスとイヌ」は2003年、この本は2011年出版。先に出版されているし、文字まで似ている「イスとイヌ」に軍配だなあ。
2015/03/22
マリリン
小学校低学年向け位の絵本だと思うが、似ているのは同じではないという視点で色々想うと面白い。本書では馬と椅子だが何気なく使っている「にている」という言葉を再考。 例えば木の枝と似ているあの虫など。脳裏に浮かぶ「にているもの」を本書のような視点で見ていくと楽しいし、壊れたり命がなくなったりしても再生されるというのが良い。 読了後書き連ねたらきりがない「似ているもの」が脳裏をよぎる。絵本には色々な気づきがある。
2021/06/27
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
考え方が素晴らしい。似て非になるものが、視点を変えたら似てるという。なるほどでした。
2014/11/17
やまほん
【図書館本】馬と椅子が似ている?似ていない?と話を続け、独特な世界観に困惑してしまいました。6歳の娘は喋るイスには免疫がある様子(NHKの青いヤツ)で楽しんでおりました。
2015/10/26
刹那
他の人のレビューで、これが、かがくのともからの本だと知る。ほんと、おもしろい発想!!しかし、借りたときは宇宙人だと思ってた、表紙の彼は、馬でした笑。次男よみ一年と三ヶ月と12日♪
2014/04/12
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