おっとあぶない かわのなか (日本傑作絵本シリーズ)
おっとあぶない かわのなか (日本傑作絵本シリーズ) / 感想・レビュー
ネギっ子gen
【嫌な奴が近くにいると、楽しくないな】大きな川の真ん中にある島に、ライオンの親子が釣りをしようと渡ってきた。「パパ、お魚釣れるかなあ」「ハハハ、もちろんじゃ。なんたって、パパはこの草原で一番偉いんじゃよう~」「パパ、すごーい」と。そこに、ゴリラの親子もやってきた。ライオンが魚を一匹釣ると、ゴリラも負けじと二匹釣る。そのたびに子どもが「あ〜、あっちもまた釣ったよ〜」と叫ぶので、ライオンのパパもゴリラのパパも負けるわけにいかない。ポツポツと雨が降り始め、やがて土砂降りになったけど、自分が一番で終わりたいと――
2024/03/29
しゅわ
【図書館】『ダ・ヴィンチ』の新刊絵本案内より…木村裕一さんと宮西達也さんがタッグを組んだ一冊です。大きな川の真ん中にあるシマで、子供を連れて釣りに来たライオンさんとゴリラさんが、ついつい意地を張り合ってしまい…という物語。お話としては安定のおもしろさだったのですが、子供を危険に晒しちゃだめだよ~と パパさん達にツッコミ。
2014/10/26
たーちゃん
ライオンとゴリラのパパはプライドをかけて魚釣りに没頭します。ところが雨で川の水が増えてきて…。息子は釣った魚の数を数えていました。
2021/09/27
shiho♪
低学年の読み聞かせに選書。 「ピンチの時ほど力を合わせよう」と思わせてくれる絵本。どちらがたくさん魚が釣れるか、お互い意地を張っていたライオンとゴリラのお父さん。しかしピンチを前にしてそうは言ってられなくなります。 みやにしたつやさんの絵も楽しかったようで子どもたちも盛り上がってくれた、と読んでくれた先生から感想をもらいました。
2022/02/17
Cinejazz
〝大きな河の真ん中に島がある。その島に、ライオンの親子が釣りをしようとやってきた。「パパ、お魚釣れるかなぁ」「ハハハ、もちろんじゃ。なんたってパパは、この草原でいちばん偉いんじゃよう~」「パパすご—い」...そこにゴリラの親子もやってきた「父ちゃん、あっちでも誰か釣ってるよ」「なあに、父ちゃんは森でいちばん偉いだど~。魚釣りだって、いちばんなんだど~」「父ちゃんすご—い」・・・〟意地の張り合い、陣地争い、紛争、自然の脅威、協調から和睦へ・・・人間社会を戯画した笑うに笑えぬ一冊。
2024/05/05
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