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みんなでつくる1本の辞書 (たくさんのふしぎ傑作集)

みんなでつくる1本の辞書 (たくさんのふしぎ傑作集)

みんなでつくる1本の辞書 (たくさんのふしぎ傑作集)

作家
飯田朝子
寄藤文平
出版社
福音館書店
発売日
2015-09-05
ISBN
9784834081848
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みんなでつくる1本の辞書 (たくさんのふしぎ傑作集) / 感想・レビュー

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鱒子

図書館本。鉛筆を数えても1本、映画や芝居を数えても1本、ホームランを数えても1本ーー数多い助数詞の中から「1本」のみに絞って作られた本。「本」はもともと中国語で書物を表す言葉ですが、日本で独自の進化を遂げ、振り幅の大きい便利な助数詞になりました。寄り藤さんの絵も素敵。

2019/09/11

パフちゃん@かのん変更

児童書です。「1本の辞書」というタイトルが?だけれど、読んでみると奥が深い。単位としての「本」棒が1本。とか、細長いものを数えるのに使うのは普通として、細長くてもヘビは生き物だから匹。映画が1本とか電車の運行は「本」で数えるし、サッカーヤバスケのシュートも「本」で数える。柔道や剣道も1本勝ちとか。「1本」は奥が深い。家具屋さんでは箪笥も本棚も「本」で数えるそうな。その理由がくわしく書かれていて興味深い。まさに「1本の辞書」でした。

2015/10/09

♪みどりpiyopiyo♪

おもしろかった♪ 日本語を教えていた飯田先生は、ある日留学生に「どうして、にんじんも、電車も、柔道の勝負も「1本」と数えるの?」と質問され、返事に困ります。そこで、まずは「1本」と数えるモノ・コトを集めて「1本の辞書」をつくってみようと思いたちました。■日本語を話す人が「1本」と数えるときに思い描くイメージを明らかにする、大人も子供も楽しい大調査の軌跡でした☆ (2015年)

2017/10/14

ゆか

こんなに「本」という数え方について考えたことはなかった。たしかに長いものが、本と数えるのか?と思うと柔道や、剣道の技なども本と数える。そのほかに長いもの以外では、交信、列車やバスの運行、作品や出しもの、ニュースや記事広告、くじなどもある。本は、中国語と意味が違うことから日本語の助数詞は、独自の進化をとげたらしい。古事記などでは、本は、草木を数えるのに使い、もととよんでいたが、鎌倉から細長いものにも本を使い、読み方ももとからほんになったとのこと。勉強になりました。

2015/11/09

けんとまん1007

確かに、単位というのは不思議なものだっと、以前から思っていた。何故、こういう風に言うのかな・・・と。その中で「本」という単にに絞ったもの。何となくは使っているけど、人によって微妙に違うし、ちょっとのこっとで変えたりしている。ある意味、文化と歴史の表層の一つでもある。寄藤さんの絵が、また、抜群の味だ。

2020/03/24

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