まるのおうさま (かがくのとも絵本)
まるのおうさま (かがくのとも絵本) / 感想・レビュー
keroppi
粟津潔さんが、谷川俊太郎さんと、こんな絵本を出していたんだ。世界には、いろんな「まる」があふれている。自分で「まる」を見つけてみよう。自分で「まる」を書いてみよう。そんな、ものを見る目を育てたり、創造力を掻き立ててくれる絵本だ。
2022/10/16
けんとまん1007
懐かしさ満載の絵本。絵のテイストがそう。そして、谷川俊太郎さんの詩いい。最後のページにメッセージが込められている。そうそう、そうなんですね。。。。自分の手で、めいっぱい、丸を書いてみよう!
2019/10/15
陽子
ユニークに尽きる絵本。ページをめくるたびに、「こー来るの?」とインパクトを感じた。ちょっと漫画的な表現は梅図かずおを思い出した。読むほどに、なかなか哲学的。「まる」を突き詰めた先は、なるほど!と思わされた。この感性、いいな。このオチ、私は好き。そして、初めに戻ってまた読みたくなる。大人にもおすすめ。古くて貴重な絵本。
2022/08/14
ヒラP@ehon.gohon
なんとも挑発的な絵本です。 まるの王様を競いながら、最後には自分のまるを書いてみろと宣うのです。 しかも奇抜で不思議な感覚で展開する絵に、登場する物たちを受けとめられるのはその時代を生きてきた大人たちのような気がします。 レコードにビリヤード、小学校時代の運動会の玉転がし競走、円周率にコンパス…。 瞬時に共感できてしまいました。 まるの王様を自負するお皿が登場して、2ページにして割れてしまいます。 次に登場するシンバルはタイヤに轢かれてしまいます。
2023/07/02
たーちゃん
たしかに丸を突き詰めると宇宙にいくのでしょうね。どんな丸でもその人の丸なら丸なのです。
2021/10/03
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