バンビ 森に生きる (福音館古典童話シリーズ)
バンビ 森に生きる (福音館古典童話シリーズ) / 感想・レビュー
うー(また遅くなります)
バンビといえばアニメの可愛らしい子ジカのイメージだけしかなかったが『森に生きる』のタイトル通り、森での動物たちの暮らし、生きる意味、自然など存分に堪能することができた。「アイツ(人間)」が本当に嫌な奴に思え、しずかにバンビを導く古老に胸が震える。
2021/05/01
かもめ通信
祝 #福音館70周年 実は初読み。耳を澄ますとページの間から聞こえてきそうな、鳥のさえずり、木々のざわめき、動物たちの足音。読む前に想像していたような“かわいい”話では全くなく、森に生きる動物たちの営みが、その厳しさも含めて、いきいきとでも大まじめに描かれた物語でした。
2022/03/10
おはなし会 芽ぶっく
『おすすめ!世界の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されている読みもの。 子鹿のバンビの成長物語。ディズニーのバンビとは違い、野生動物の日常は緊迫感に包まれている。
2023/05/04
ぱんださん
ディズニーアニメの仔鹿のバンビのイメージしかなかったが、こんな話だったのか。そう言えば、子供の頃に読んでたお話は、みなこんな感じだったかも。特に動物の物語なので、言葉を喋るけど、感情でなく情景が描かれてる。(作者はユダヤ系オーストリア人?)
2024/03/09
のん@絵本童話専門
ディズニーでしか知らなかったバンビ、どんな話なのかわからずに読み始める。自然表現が豊かで…じ、地味!好みじゃないかも…?しかし読み進めていくにつれて、予想外にぐいぐいと引き込まれ、静かだが強い感動を覚えるラストに胸がじーん。ノロジカの子バンビが、人間の狩りで母を失い、成長と共に仲間とも距離を置き、古老の特別な計らいを受け、次期長として育っていく、強い強い物語。物語の中の生き物たちは人間世界のように会話をし、交流するが、自然の生態はそのままに物語化されている。人間に飼い慣らされたノロジカを登場させ、→
2023/08/29
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