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つくしちゃんとおねえちゃん (福音館創作童話シリーズ)

つくしちゃんとおねえちゃん (福音館創作童話シリーズ)

つくしちゃんとおねえちゃん (福音館創作童話シリーズ)

作家
いとう みく
丹地陽子
出版社
福音館書店
発売日
2021-03-19
ISBN
9784834085990
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つくしちゃんとおねえちゃん (福音館創作童話シリーズ) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

教科書体の本文が目にやさしい。おねえちゃんは「かえで」という名前の四年生。つくしちゃんが言うには、ちょっぴりおこりっぽくて、いばりんぼうだそうだ。姉妹のあいだには、小さなケンカもあるけれど、何と言っても、おねえちゃんが好きなんだろう。右足に不自由があるからか、ドッジボールのパスが回ってこないのを見て、妹として心を痛めるけど、「びっくりさせたいから」と、おねえちゃんは、ないしょで練習にはげむ。不自由も日常としてさらっと描かれるが、読んだあと、もしおねえちゃんに出会ったら、きっと温かい気持ちで迎えられそう。

2022/10/25

はる

いとうみくさんらしい、優しくて繊細なお話し。2年生のつくしちゃんは、2歳年上のおねえちゃんが自慢。少し意地悪だけれど、頭が良くてピアノも上手なおねえちゃん。そして、歩くとき、少し右足を引きずります…。時々ケンカをするけれど、お互いを思いやる気持ちに溢れている。丹地陽子さんの繊細な絵が、いとうみくさんの世界に良く合っています。

2021/04/11

とよぽん

2年生のつくしちゃんと4年生のおねえちゃん。姉妹の日常生活が、細かな機微まで描かれていて引きこまれた。おねえちゃんは、足に障害があって速く歩いたり走ったりすることができない。でも、何事にも頑張り屋さんで・・・。2歳上の姉を尊敬し慕いながらも、時々うらやましくてすねてしまうつくしちゃん。ほほ笑ましいきょうだいだ。

2022/12/27

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

おねえちゃんが優等生で足が少し悪いという事で、自分の姉を思いながら読んだ。このおねえちゃんのように元気でハキハキはしていないけれど。姉妹の日常あるあるで、普段は口には出さないけれど、お互いを思い合っている姿に心が温まる。

2023/05/14

Mer

2年生のつくしには、右足に不自由がある4年生のお姉ちゃん(かえで)がいる。意地悪な時もあるけれど、努力家で自慢のお姉ちゃんだ。そんな姉妹の日常を読む作品。挿絵もいっぱいで、子供でも読みやすい。互いを思いやる気持ちが、優しい気持ちにさせてくれる。私にも妹がいて遠い記憶で断片的にしかもう思い出せないけれど、何でも一緒、何でも面倒みていたなぁと思い出した。成人になっても仲良しだし、今だって仲良しだ。妹と2人で何処かに出掛けたいなぁ… やっぱり兄弟・姉妹ってイイな。

2022/04/12

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