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憲法なんて知らないよ ―というキミのための「日本の憲法」

憲法なんて知らないよ ―というキミのための「日本の憲法」

憲法なんて知らないよ ―というキミのための「日本の憲法」

作家
池澤夏樹
出版社
ホーム社
発売日
2003-04-25
ISBN
9784834250848
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憲法なんて知らないよ ―というキミのための「日本の憲法」 / 感想・レビュー

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kinkin

憲法改正の動きや共謀罪のことで気になって読んでみた。分かりやすく噛み砕いて書かれていた。著者は40条くらいまでが 大事だと説いているのでその通りに読んでみた。19条から21条は思想の自由、宗教の自由、表現の自由、結社の自由そして検閲の禁止。今そのような自由や禁止事項が侵されようとしているのではないか。一人ひとりが一度憲法の条文を読んでほしいと感じた。

2017/05/23

秋 眉雄

初めて通して読みましたが、憲法というものに触れるには、イイ一冊だと思います。もっと身近に在るべきものじゃないでしょうか、憲法って。70半ばの母が、ちょっと貸してって持って帰りました。感想が楽しみです。

2017/06/07

Machida Hiroshi

本書は、著者が英文の日本国憲法条文を易しい現代語に翻訳し、さらに翻訳時の思いも添えたものです。わかり易くて素晴らしい憲法の入門書になっています。これなら僕でもサクサクと読んで、すっと意味が通ります。ただ、著者があとがきで触れているように、憲法は自然法ではないので、決めたら自動的に機能するものではなく、人々がそれをきちんと機能させなければ、ただの文章に過ぎないのです。多くの人がこれを読んで、先ずは憲法に親しんでもらえたらと思います。改憲の議論は、そこから始まるのではないでしょうか。すべての人におススメです。

2016/08/04

ハルナ

憲法という、普段の私たちの生活にとっては空気みたいなものを、やわらかくやさしく解釈してくれる本。授業で憲法を読んだことはあっても、そのほんとうに意味することを知らない私のような人間にとっては、翻訳してくれてはじめて「そういうことを言っていたのか」とわかるほど。今まで私自身はどちらかというと改憲には反対の姿勢だったのだけれど、現状に合わせてしなやかに変化していくことも大事だなと思う。それには、私たち国民がもっと賢くならなければ。

2010/01/26

左脳

「翻訳について」が本編だと思ったほうがいいかも。「戦後の日本を明治から敗戦までと切り離して考えたい」というのは、過去を綺麗さっぱり忘れたいということではなく、「あの戦争」というものを歴史上にはっきりと位置づけるということだと思う。それでやっと「近代」が終わるんだ。

2009/06/24

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