COLORS
COLORS / 感想・レビュー
ゆにこ
色にまつわるアンソロジー。ターコイズブルーが良かった。半分以上はまだ読んだ事の無い作家さんだったので、まずは短編集から挑戦してみようかなという気になりました。
2014/06/17
あつひめ
表紙のマーブルのように思いがけない色が散らばっている。寂しい話、切ない話、ちょっと続きが気になる話…。初めて読む作家さんが3名。また新しい分野を開拓した気分です。アンソロジーはいろんな作風を一度に楽しめるからお得感もあるし、新しい作家さん探しにも役立つから大好きです。短編と長編の中間の「中編」って言うものがあればいいのに…と思う作品もあります。この続きが気になるなぁ…って。初読みの宮本さんの時代物、時代物初心者でもその世界に入りやすくて今度は宮本さんの作品を借りてみたいです。黄色い冬、緋色の帽子が印象的。
2011/08/21
スケキヨ
一日二編ずつ読みました。短編集はこういう読み方ができるから良い。初めましての作家さんが多い中、松樹剛史(黒)池永陽(緋色)永井するみ(ターコイズブルー)宮本昌孝(金色)水森サトリ(銀)関口尚(白)が好きです。
2013/03/26
ゆい
強いて言うなら、朝倉かすみさんのふかみどりどりが良かったかなあ…?全体的にピンとくるものがなくて、どうしたもんかなあ、何のこっちゃなあと思いながら読了。楽しみにしていた豊島ミホさんまでもはずれてしまい、残念。
2014/08/06
nyanco
マーブルチョコが飛び散ったPOPな表紙。きっと明るい恋を描いたオムニバスだと勝手に思い込んでしまった。しかし、どちらかというと何かを失った人たちのお話。年上の愛人、恋人、幼馴染の初恋の人、家族、赤ちゃん…。大切なものや大切な人を失ってしまった寂しい人たち。鮮やかな色が表すものは必ずしもハッピーやラッキーじゃあないんだと知らされた。宮下さんの作品を読みたくて手にしたアンソロジーだったが、この作品の主人公の女の子には、どうも同調できずに終わってしまったのが残念。
2009/11/24
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