両さんの時代 『こち亀』で読むエンタメ史
両さんの時代 『こち亀』で読むエンタメ史 / 感想・レビュー
akihiko810/アカウント移行中
「こち亀」に登場した様々な商品(ガジェット)やブームについて書いたエッセイ。印象度A- 著者秋本は1952年生まれとのこと。昭和の幼少期のおもちゃやブーム、平成に入ってからのパソコンなどのガジェットが目白押し。昭和60年生まれの私は、昭和のことは知らなかったので真新しく、平成のことは懐かしく読めた。「レトロ」と「最新流行」が同居するこち亀ならではの本。
2024/01/15
kei-zu
紹介されるのは、1946年の「まんが月刊誌」から2001年の「HDD(ハードディスクレコーダー)」まで。46年に「こち亀」は連載されていないので、両さんも作中「懐かしい」とつぶやいています。 かように連載当時も懐かしアイテムだったもののほか、当時は新アイテムであったものの紹介が楽しい。デジカメと併せて紹介される、フィルムカメラの新規格APSなんて忘れてましたよ。 漫画のコマの抜粋に、秋山治氏のコメントが掲載される構成。読みごたえに制限はありますが、執筆の裏話などがおもしろい。
2023/04/27
緋莢
2009年刊行。「こち亀」に登場した様々な商品やブームについて書いたエッセイ。「国産プラモデル 2」の中で紹介していた、潜水艦のプラモデルを、近所の池で潜らせるも 浮かんでこず、夏に池が干上がると残骸が姿を現すというのを、そのまま作品で描いていたり、ゲームに関しては、時間のかかるゲームはアシスタントにやって貰って、こういうゲームなんだと知ると書いていたり(この辺は『こちゲー』のインタビューでも語っていました)。それぞれのエピソードも良いのですが、様々なものが取り上げられており(続く
2021/07/03
Humbaba
160巻以上続いている超長寿作品であるこち亀.それに書かれた題材から,昔の社会と,その移り変わりについて考察する.連載当時の漫画を読んだ人間には,二重の意味で懐かしいものになっている.
2010/12/14
だいこく
面白かったけれど、こち亀未読者は途中でつまずくような気が。 マンガこち亀は80巻台までは面白かったんだけどなぁ。・・・やだやだ懐古主義
2009/07/22
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