晴れときどき猫背 そして、もみじへ
晴れときどき猫背 そして、もみじへ / 感想・レビュー
starbro
村山 由佳は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。永遠のセブンティーン著者の故愛猫、もみじ本第四弾かと思いきや、17年前のエッセイの再出版でした。 もみじ誕生の様子が良く解ります。 いつの間にか、特設サイトが出来ているにゃあ(=^・・^=) http://hbweb.jp/special/hareneko/
2019/07/14
miww
以前読んだ『晴れときどき猫背』の改定版。『猫がいなけりゃ‥』『もみじの言いぶん』で関西弁で貫禄たっぷりの熟女に成長したもみちゃんの母猫真珠、おばあさんにあたるこばんの世代の出来事がとても新鮮。子離れ、親離れに涙しながら続いていく命を思った。「彼らは私たちのように昨日の悩みを今日に引きずることもなければ、無駄に明日を思いわずらうこともない。彼らは『自分自身』と『今ここ』しか持っていない」あるがままを受け入れて生きる猫たちの魅力を再認識した一冊。
2020/05/05
Ikutan
『もみじの言いぶん』『ねこいき』に引き続き。こちらは、あのもみちゃんの子猫の頃の、更にはそれ以前、もみじのお母ちゃんの¨真珠¨とお婆ちゃんの"こばん¨のことを綴った『晴れときどき猫背』の改訂版。2002年版に現在の村山さんのコメントが付いていて楽しく読めます。巻頭にあるもみちゃんと四姉妹の写真がもう可愛くてたまりません。猫嫌いの旦那さま(1号)が変わっていく様子にドキドキ。猫親子の子離れの様子には思わず力が入り、子猫たちの成長に頬を弛め...他にも色んな動物が出てきて、村山さんの動物愛の溢れた一冊でした。
2019/06/29
優希
千葉の田舎で、猫とのスローライフを愉しむ村山さん。17年強共にいたもみじ。いなくなってから色々思い返すと愛おしいことばかりだったのでしょうね。猫の写真にも癒されました。
2021/10/04
こまり
2002年の「晴れときどき猫背」を大幅に加筆修正した本とのこと。紆余曲折ありつつ、千葉の広々した場所で猫、馬、ウサギなど沢山の動物たちと暮らすようになった日々のことが綴られている。動物、特に猫への愛情をひしひしと感じる。猫と暮らしていると思い当たることがいっぱい出てきて、そうそう、猫ってそうだよね、と思いながら楽しく、時に切なく悲しい思いもしながら読んだ。猫の写真も沢山あり、見てるだけで笑顔になれる。大人猫も好きだけど、子猫の可愛さは何物にも代えがたい😺
2021/11/30
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