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こりずに わるい食べもの

こりずに わるい食べもの

こりずに わるい食べもの

作家
千早茜
出版社
ホーム社
発売日
2022-11-25
ISBN
9784834253658
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こりずに わるい食べもの / 感想・レビュー

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たいぱぱ

千早さん!僕は味覚のある夢を見たことありますよ!ふわふわの食パンに、卵とマヨネーズのバランスが絶妙過ぎる、絶品卵サンドを食べる夢でした。めちゃくちゃ美味い!とモグモグしていて、ハッ!と気付いたら涎でベトベトな枕をモグモグ噛んでました(笑)。四十代前半で見たので、千早さんももうすぐ見れるかもね!しかしこのエッセイのような仕事最高ですよね〜。僕も担当のT嬢と美味しいもの食べまくる旅行がしたい。文才はありませんが。最近何かとご縁がある山形の「むきそば」「孟宗汁」ってどんな料理なんだろう?想像もつかないな。

2023/05/31

Ikutan

食べ物に纏わる楽しいエッセイ『わるたべ』第三弾。今回は東京編ということでお引っ越しから始まり、出だしの"ひとり暮らし"という言葉から、「あれ、殿は?」と疑問が。所々に登場する″彼″も気になりつつ、最後には納得しましたが。コロナで外食の機会も減ったようですが、千早さんの食べ物に対する思いは健在ですね。ワクチンの副反応の食欲にはびっくり。夢の中で「さぁ、食べるぞ~」と思った途端に目が覚めてしまった悔しさには、めちゃ共感。今回も、もくもく食べる千早さんに元気をいっぱい頂きました。直木賞受賞おめでとうございます。

2023/01/20

そら

タイトルにある「悪い食べ物」の話ではなく、千早さんの食べるという行為に関しての様々なエッセイ。コロナ禍で京都から東京へ居を変えた時期の話もある。"食べ物を与えてもらう、食べさせてもらうということは、そこで生きていってよいという根本的な許しであると思う"という一文に納得。

2023/03/20

tetsubun1000mg

「わるい食べもの」が意外に面白かったので、昨年出版の最新作を選ぶ。 その間に「しつこくわるい食べもの」も出していて3作目だったようだ。 京都が気に入って大学以来ずっと住んでいたのに、東京に引越とは冒頭から驚きです。 相方の殿も登場しなくなって、恋人が出てきたが離婚したんだね。 食べものでは蒸しではない「焼アスパラ」が気になったので試してみよう。普通の人とは感性が全く違っているので、ありきたりではない小説やエッセイが書けるのだろう。 その偏屈さを正直に書いているのが面白い。 「しつこく..」も探してみよう。

2023/02/15

pohcho

シリーズ第三弾。長く暮らした京都を離れ、東京で暮らし始めた千早さんの日々。行きつけのビストロのガルビュール、浅草のどぜう鍋、恋人と食べた香箱蟹、中華街で粉仕事を満喫、緊急事態宣言中に自宅で乾物を戻したり、ワクチンの副作用で食べまくったりなどなど。今回も楽しく読ませていただいた(ご離婚されたそうだが、恋人さんがいい方のようでよかった)いつまでも続いてほしい大好きなシリーズ(ちなみに、うちもめんつゆとマヨネーズは常備していない)

2023/01/30

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