エースをねらえ! 3 (ホーム社漫画文庫)
エースをねらえ! 3 (ホーム社漫画文庫) / 感想・レビュー
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
「女の成長を妨げるような愛し方はするな」。ひろみを巡り直接向かい合った宗方と藤堂。二人の男に守られ、ひろみは女性としてもテニスプレーヤーとしても成長していく。全日本ジュニアの第一次選抜がスタート。連日倒れるまで続く過酷な特訓により、ひろみのテニスは進化を遂げていく。女性であることを超越した新しいスタイルへの挑戦。オーストラリア帰りの帰国子女、宝力冴子が登場し、同い年のライバルになっていく。海外では18歳の新星クリス・エバートが次代の女王に名乗りをあげ、テニスの主役はオーストラリアからアメリカに移っていく。
2015/04/26
おMP夫人
いきなり、藤堂に男としての格の違いを見せ付ける一言を放つ宗方仁。おそらく世界で一番、罰ゲームジャージをカッコ良く着こなせる男性でしょう。ひろみにも後輩や、新たなるライバル達が現れてより大きく成長していきます。ただ、宝力冴子は良い味出してるけど、『お蝶夫人2世』なんて大層な触れ込みで登場した新キャラクター英玲(はなぶさ・れい)にもう少しストーリーに絡んできて欲しかったような気がします。濃いキャラ揃いのこの作品の中では、あまりにもインパクトが弱すぎます。いっそ『タッチ』の吉田くんみたいになっても良かったかな?
2012/05/02
フェリシティ
「男なら女の成長をさまたげるような愛し方はするな」すごい…!器がでかいってこうゆうこと。その言葉を守り抜いた藤堂さんも素晴らしい方です。ひろみは宗方コーチに導かれ、藤堂さんに支えられ成長したのね。
2011/12/04
nadaha
この巻めっちゃ面白かった。高校部活モノの宿命である憧れの先輩の卒業というテーマ、そして受け継がれる意志、この辺ほんと弱い。三年ラスボスラッシュでお蘭との対決シーンも良かったし、お蝶夫人が一球一球すべてのショットがあの子へのおきみやげですって言って、終わった後にひろみが泣いてるのを見て、わかってくれたのねって肩を抱くシーンがもう素晴らしすぎて。お蝶夫人ともいろいろあったけど分かり合えてよかったなぁ。男子二人組との他愛ない日常シーンも良かった。これから宝力さんと後輩二人組との絡みになってくんのかな?
2018/01/09
CCC
ありえない魔球に憧れるな、と多くのスポーツ漫画にぶっ刺さりそうなことを言ってて笑った。半世紀近く経っても通用する言葉だと作者は気づいていたのだろうか。
2020/02/27
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