エースをねらえ! 5 (ホーム社漫画文庫)
エースをねらえ! 5 (ホーム社漫画文庫) / 感想・レビュー
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
オーストラリア遠征から戻り、宗方コーチが組んだ藤堂とのゲームでひろみのテニスが進化を遂げた。お蝶・お蘭が戦慄し、世界ランカーのジャッキー・ビントが目を奪われるほどに。最後の関東大会の決勝戦でライバル・宝力冴子と対戦するが、ひろみはあっけなく勝利する。テニスより恋愛を優先した冴子は、ひろみの好敵手ではなくなっていた。恋とテニスの両立の難しさを改めて思い知ったひろみ。そこにジャッキーから思わぬ申し出が来る。
2015/04/26
おMP夫人
それぞれのキャラクターに、環境の変化と苦悩が訪れる第5巻。恋を力に変えたひろみと、恋に溺れた宝力冴子。2人の対比がこの巻のもうひとつの軸となっているといえましょう。英さんが相変わらず印象弱めなのが残念だけれど、宝力さんがそれを補うかのように強烈な個性を発揮してくれます。彼女を主人公にした外伝があれば良かったのになあ。などと思わせてくれるほどに。彼女のようにギラギラしたキャラは好きですね。活き活きしてる。もちろん、宗方コーチ、藤堂、お蝶夫人は相変わらずの存在感です。
2012/05/06
フェリシティ
藤堂さんがもう、ほんとに素敵だー!!!私の中で、少女マンガ史上最高のヒーローかも。ここまで器のデカい人って、最近のマンガじゃ見ないなぁ。「カッコいい」という価値じゃなくて、もっと内面の部分で魅力的です、藤堂さんは。なんたって、宗方コーチが認めた方ですもんね♪
2011/12/05
アルパカ
だんだん面白くなってきた。恋に溺れてテニスが弱くなる宝力さん。お蝶夫人がテニスを辞めたい、と言い出したのにも驚いた。宗方コーチの親友を離れに住まわせてあげるコーチの祖父祖母。なんていい人たちなんだろう‥。
2021/11/13
ゆうぴょん
いよいよ、お蝶夫人や藤堂たちが卒業。ひろみは3年生に。 高校生として全日本チャンピオンにもなり、先輩として後輩を引っ張るようにもなる。コーチの言う通りひたすらテニスに打ち込むひろみではあるが、ものすごい才能をどこから宗方は見出したのかはいまいちわからないけど。 そんなひろみとは対象的にお蝶夫人の気高さと聡明さ。そして、それ故に自身の限界を知ってしまう切なさよ。 この真の主人公はお蝶夫人ではないのかしら。
2020/04/18
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