花の館
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花の館 / 感想・レビュー
龍國竣/リュウゴク
記憶喪失、血縁関係の謎、そっくりな二人の入れ替わり。真相を知る読者に感情移入を促す装置が張り巡らされている。貧乏な親の子は貧しく、性格の悪い女は最後まで卑怯というある種の宿命が本書においても徹底されている。書簡によるやり取りが頻繁に行われる。
2013/11/05
倉本彩矢
最近マイブームの昭和レトロ作品。これは母が一番好きだった漫画だそうで、影響されて読んでみました。昭和中期という時代ではあるけれど、外国のロマンチックな要素を盛り込んだ夢のある作品。今ならあり得ない、とツッコミそうな内容も、当時では胸ときめかせるエピソードなのですねえ
2013/06/12
kujira
夏子さんが結局いい人だったのか悪い女だったのかがいまいちよくわからない件。でもそういえば、スクリーントーンなんてない時代のマンガなんだなぁこれ、と画面を見ながら思った。まだ技法が出来上がってない感じがいかにも黎明期。
2010/12/11
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