壬生義士伝 8 (ホーム社書籍扱コミックス)
壬生義士伝 8 (ホーム社書籍扱コミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
母の教え。「ひとつ 文武に精進して身をば立て 子にひもじい思いはさせぬ」そして、もうひとつ。「たとい病であれ戦であれ 幼子を残して死ぬるようなことはせぬ」母の教えは、息子への想いそのものだ。病床で、母の思い出を振り返る貫一郎、そのエピソードは涙なしでは読めない。続く第四章は、斎藤一の視点で貫一郎の物語が描かれる。死ぬために人を斬る斎藤に対峙し、死にたくないから人を斬ると答える貫一郎。斎藤は回想する。「あの男は眩くてならず またその眩さゆえに憎くてならなかった」と。(つづく)
2018/12/16
ビッチュウ
非常に面白かった。 斎藤一編スタート。人がただただ憎いと斬り続けた斎藤と、お人好しで人望厚い吉村という相性の悪さがゆえに吉村の異常性を見出した斎藤の語りが素晴らしかった。心が鬼の人間よりも心を鬼にできる人間の方が恐ろしいとな。 あとは斎藤一による剣士観と沖田もヤバい話。介錯が未熟なので首の骨が砕けて首が伸びている状態の切腹者が悲鳴を上げ続ける場面が中々にエグみがあった。 さぁ、次巻が楽しみだ。
2019/10/20
尿酸値高杉晋作
良いところで終了。圧巻の画力でぐいぐい読まされる。
2018/12/08
杉浦印字
毎回凄いがやっぱり今巻も凄い。まだ章が始まって話が動く前なのにわくわくはらはらして一気に引き込まれている。原作を丁寧に追ってる以上原作の手柄もあるが、その取捨選択にコマ割りと絵の力、漫画力が凄い。
2018/11/25
イコ
斎藤一の話は映画でやってたけど、それ以上の圧があった。侍は怖いぜ。
2024/05/30
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