壬生義士伝 9 (ホーム社書籍扱コミックス)
壬生義士伝 9 (ホーム社書籍扱コミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
斎藤一が振り返り語る吉村貫一郎。「この世に他人の気持ちを常に斟酌する仁者というものが本当にいるとしたら…それはあの吉村貫一郎のことではあるまいか…と思うた 善なる者を忌み嫌うはわしの本性じゃが それはそれとしても仁なる者をゆえなく侮蔑するわしは…ただの卑怯者なのではあるまいか…と思うた あの悪い時代にも善なる者はいくらでもいた しかし…仁なる者は他知らなかった 思いつめるほどに わしは自分が…斎藤一という名の侍がいやでいやでたまらなくなった!」(つづく)
2019/04/27
てつ
奥が深い
2022/08/22
ビッチュウ
非常面白かった。 斎藤一が語る新選組・後半。 吉村を語りつつ自身を語り、それがそのまま時代を語ることになるのが幕末という日本激動期らしさがある。 登場人物の描写に力があり、またこれまでの別人の証言とリンクする部分もあって、さらっとした解説もニヤニヤしながら読めてしまう。あと、斎藤一は老いて説教好きというか、お喋り好きな感じが出ていて良いなぁ。次は誰の話だろうか楽しみだ。
2020/01/27
イコ
錦旗には逆らえぬって定番の流れから、一人だけ逃げないのがカッコ良過ぎる。
2024/06/10
ペンギン
斉藤一いけすかねえ。
2019/09/29
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