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ビリーバーズ 1 (fukkan.com)

ビリーバーズ 1 (fukkan.com)

ビリーバーズ 1 (fukkan.com)

作家
山本直樹
出版社
復刊ドットコム
発売日
2012-05-30
ISBN
9784835448374
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ビリーバーズ 1 (fukkan.com) / 感想・レビュー

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はるを

🌟🌟🌟🌟☆。2022年7月14日(木)に実写劇場版を鑑賞後に読了。約一年半くらい探していた漫画本を漸く入手。(ただのエロ漫画、と言ってしまうと身も蓋もないのだが。)テーマはカルト。無人島で暮らす信者の男女3人組(男2人女1人)。彼等の毎日のルーティンは意味不明な事ばかり。加えて無人島という極限の舞台がより人間臭さを際立たせる。睡眠と食欲は満たせているが、やがて横目に見つつなんとか流していた性欲が徐々に抑えられなくなった時に物語が漸く起動する。一巻はそこまで。著者のインタビュー形式の解説も面白い。

2023/12/31

かながわ

穏やかなカルト宗教無人島生活と思いきやけっこう激動。ボコノンの教えがここまで広がっているとは。でも役立てようとしちゃあだめよ。

2021/05/02

午後

カルト宗教に入信している男女3人が修行のため無人島で設定されたプログラムをこなしながら過ごす…というストーリー。閉鎖された環境の中での心理の移り変わりの描写がすごい。正しさって、信じるって、なんだろう。ぼくらがカルトにのめり込む人たちを見るときに感じるきまりの悪さ以上に、向こうから見たぼくらは気持ち悪いはずだ。プログラムの一環で、その日見た夢をすべて正直に話す、というルールが持つストーリーの原動力がすごい。

2017/07/07

HK

無人島で男性2人、女性1人でくらすカルト宗教信者の物語。どこまでも空疎な『先生』の言葉に従い作業を繰り返す、無意味なりに平穏な日々が性と狂気によって少しずつ壊れていく様は静謐な凄みにあふれていて無性に怖ろしい。

2015/07/07

Kavi

1999年に『ビッグコミックスピリッツ』で連載。連載当時、リアルタイムで読んでいて、オウム真理教を彷彿させる内容で信仰の危うさを考えさせられた。いろいろな縁があってつい最近、再読。疑いながらも、従うところとか、心理描写が怖いわ。信じたものが、崩壊していく様も怖い。目に見えない神を信じる心境って、どんな感じなんだろう。

2014/03/15

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