タキモトの世界
タキモトの世界 / 感想・レビュー
アズル
どうしよう、私と似てる!! もちろん、うなぎが「入った」とは思ってないけど(笑)。親や友達から「どうでもいいことを真剣に考えてる」と呆れ顔で言われます。
2015/03/13
gtn
復刊されていることに気付き、約30年ぶりに手に取る。滝本氏にとって、豊田商事の永野会長刺殺も、喫茶店に出てくるおしぼりのビニールカバーの処理も同列の事件である。そんな「タキモト」という原石を掘り出し、研磨した久住氏の視点は今もぶれず、現在の「孤独のグルメ」に至っている。なお、滝本氏はビニールがテーブル上でフワフワするのが気持ち悪いので、おしぼりに挟み込むという。
2020/07/05
幹事検定1級
孤独のグルメで有名な久住さんがバブル期前に友人?のタキモトさんの世界を描いたエッセイ。時代を感じます。そんな事件もあったなあと感じたり、昭和の匂いもしました。そしてマニアックな世界を綴った本でした。(図書館本)
2016/12/24
紅独歩
三次元からちょっとズレた、3.14次元くらいに存在する「タキモトの世界」。確かにそれは面白いのだけれども、実はそれを面白がってる「クスミの世界」があってこそ成立しているものなのだ。女性が理想とする男性のタイプ、「少年の心をもったままオトナになったヒト」がここに実在する。実在するんだけども、うーん、どうでしょう。その無邪気過ぎる視点は、けっこう残酷だと思いませんか?
2015/04/09
べんてん。
タキモトの世界を堪能!独特というか、ある意味すごく真っ当な気もする滝本氏。話を聞き出す久住さんがまたいいのである。懐かしいあの頃の空気を思い出しながら、浸れるのでありました。当時、こんな本が出版されていたとは知りませんでした。復刊してくれて良かったなあ。
2014/09/11
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