ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド
ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド / 感想・レビュー
sin
あじまひでおの単行本未収録作品集!昔よく単行本になりそうにない作品を雑誌から切り取って集めて製本したものだが、この一冊からはなんかそういった風なオリジナル感が伝わって来て楽しいし、昔ながらのあじまのエロにドキドキする自分がいる。いや、あの当時ならギリOKであっても今ではただのロリコン親爺?困った
2015/03/06
袖崎いたる
単行本化されてないようなレアな作品が収録されてる。この人が自分でギャグだといってるものの面白さがわからないのが悔しい限りだが、それでもなんじゃこの不条理はと思えるものを拾っていくことは、ぼくには素晴らしい時間だった。というかギャグが不条理であるような点がこの作者の強みなんだろう。とりわけ心打たれたのは、作者がマジで(この言い方は失礼だろうけど)描いたと思しき「帰郷」と「墓標」と「僕と彼女の微妙な関係」あたり。もはや吾妻ひでお作品を読むことは、諸中毒を含めて吾妻ひでおという人間を読む行為になってる気がする。
2016/06/13
阿部義彦
復刊ドットコムさんがやってくれました。SF.不条理、美少女(失踪とアル中も!)の巨匠、吾妻ひでお、さんの単行本未収録のレアリティーズのみを収録した、ファン垂涎の豪華本です。「同人誌」「ホームページ」「エロ、美少女」等と、章ごとに、天才の、狂気の漏れ具合が凄いです。私的には、「新井素子官能写真集」の表紙が良かった。遥か若い頃、ひでおと素子の愛の交換日記を読んでた頃を思いだしました。作者からも、「たいした本なので読んでくやださい。」と、コメントが!(笑)
2015/04/26
袖崎いたる
ナンセンスギャグの講釈。「テーマは何でもいいわけで問題はその中にいくつギャグを入れられる日に苦心しているのです真面目にあくまでも論理的破綻の無いようにただの悪ふざけのギャグと称する漫画家も昔はいましたが、ナンセンスはあくまで理性的に、段階を踏んでエスカレートさせ日常外へ読者を放り込む、これが正しい方法です」。それと編集者の上から目線なクソな態度は、私も編集者に言われがちなので職業病なのかなぁと悶々した。
2019/11/03
はあびい
「吾妻ひでおの幻魔大戦」はどこかで読んだ覚えがありますが、他は初めての作品ばかりでした。
2015/02/27
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