しろいやさしいぞうのはなし
しろいやさしいぞうのはなし / 感想・レビュー
ヒラP@ehon.gohon
後書を読んで、この白いゾウが障害者の設定だったらと、ちょっと気になりました。 この白いゾウは誰よりも嗅覚が優れていました。もしそんな長所がなかったら、お話は変わっていたでしょう。 ゾウたちがみんな優しいから、白いゾウは共存できるのです。 母親の自己犠牲があったから、白いゾウは助かったのです。 白いゾウにトピックが集まっていますが、ゾウたちみんなが主役の絵本だと思いました。
2021/08/03
はな
る、涙腺崩壊…。命をかけて我が子を守ったおかあさん象。すごくすごく胸に来ました。
2020/07/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5年生学習の時間講師。【絵本の里つくり】で、絵本と紙芝居の読み比べをしました。紙芝居『しろいやさしいぞうのはなし』 https://bookmeter.com/books/17677462 が学校図書室に所蔵されています。インドの母子象の実話。
2021/02/24
遠い日
みんなと同じようにできない、白い子象。それでも、ひとつの個性としてみんなで認めて、仲よくしようとする象の村の仲間。匂いに敏感な白い子象のおかげで、みんなは火事から逃げ切ることができたのに、おかあさん象は、歩けなくなったこの子象を守り抜いて死んでいった。いろいろなことを考えさせられます。社会のあるべき姿、親と子の愛情、かこさんがこめた思いがきちんと伝わってくる。
2016/09/08
ツキノ
紙芝居から絵本になったものの復刊。「ハンディのある子への理解と励ましになるような紙芝居」の依頼を受け、もとになった話(昭和28年の動物小説集)を思い出して作品にしたとのこと。インドの象に起こったほんとうの話が元になっているとか。かこさんの絵は他の作品と比べてみても、クセがなく、ぞうの姿もとてもいい。
2016/08/24
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