愛をこうひと 新装版
愛をこうひと 新装版 / 感想・レビュー
ネギっ子gen
虐待に負けない魂の再生を描き映画化され話題にもなった感動作を、圧倒的な画力で漫画化。原作者の下田治美氏は「あとがき」にて、<虐待シーンの迫力は彼女の想像力の底知れぬ深さを示して/彼女は右手にもったペンの先を我が左腕にぶっ刺し、そのしたたる血をインク代わりとして創作を果たし抜いたにちがいない>と書いた。まったく同意。本編では、実の母親による、壮絶にして理不尽な虐待が延々と繰り広げられ、救いの手は容易に届かない。そうした目を覆いたくなるような虐待の描写があるゆえに、次の記述が読み手の心臓に鋭く切り込んでくる⇒
2020/03/20
T
【Kindle Unlimited】 毒親の虐待から生き残った体験記。 こういう不幸な親子関係がなくなりますように。
2017/01/20
でんか
なぜかこの手の本を読んでしまいます。読むたびにどんよりするのですが、たぶんまた見かけたら買ってしまうと思う。この心理は何だろうか。
2017/09/14
よしよし
映画化される前、話題になっている頃、読んだ。具体的に暴力を娘に振るう女は身近に居なかったが、「アンタなんか、どうでもいい。世間体が大事」という母親が継母ではないか、という疑いを持って育った私自身には、他人事とは思えない内容で、こういう母親はレアではない!と、感じた。物理的な虐待と言葉による虐待とは違うのか? しかし、数十年ぶりに読んでみると、台湾に父親のルーツを探しに行くところから父親の遺骨に辿り着くエピソードは覚えていたが、他のエピソードをかなり忘れていることがわかった。読み直しは必要だ。
2023/12/14
しまやま
以前原作を読んだはずなのだけど、残念ながら詳しい内容は失念している。当時活字を読むこと自体にあまり慣れていなかったように思うけれど、読み慣れていないなりになんとなく、今(いつか)また読み返したらどう感じるんだろうというカテゴリには収めていた作品だったのだと思い返した。
2017/01/11
感想・レビューをもっと見る