ベルサイユのばら 1972-73 [豪華限定版] 2
ベルサイユのばら 1972-73 [豪華限定版] 2 / 感想・レビュー
ぐうぐう
豪華限定版で再読する『ベルサイユのばら』。マリー・アントワネットの浪費が本格的に始まる(に伴い、ロベスピエールやミラボーといった革命の役者達が着実に登場していく。にしても、ミラボーの描き方には苦笑を抑えきれないが)。しかし池田理代子は、その浪費を安易に批判するのではなく、アントワネットに寄り添った解釈で描いていく。それは、フェルゼンへの思慕に対してもだ。初恋も知らぬ14歳でフランスに嫁いだアントワネット。フェルゼンへの恋情を危惧するオスカルにこう告げる。(つづく)
2016/12/03
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