ベルサイユのばら 1972-73 [豪華限定版] 3
ベルサイユのばら 1972-73 [豪華限定版] 3 / 感想・レビュー
ぐうぐう
豪華限定版で再読する『ベルサイユのばら』。巻末の語りおろしインタビューで池田理代子が以前言っていたように、『ベルばら』の主人公はあくまでマリー・アントワネットであることが実感できる巻。物語は、必ず彼女を中心に動いているのだ。とはいえ、彼女だけに依存せず、いくつものドラマを用意し、絡ませ、歴史を躍動させる池田理代子の手法は、舌を巻くほどにうまい。そして、アントワネットとフェルゼンの恋情、フェルゼンへのオスカルの、オスカルへのアンドレとロザリーの片想いが、(つづく)
2017/02/05
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