ベルサイユのばら 1972-73 [豪華限定版] 4
ベルサイユのばら 1972-73 [豪華限定版] 4 / 感想・レビュー
ぐうぐう
豪華限定版で再読する『ベルサイユのばら』第4巻。オスカルのフェルゼンへの愛の終わり、アンドレのオスカルへの告白と、フランスの歴史を描く作品の中に、これだけ少女漫画的要素の強い恋愛の展開をよくぞ挿入したなと、感心させられる。巻末に収録された池田理代子へのインタビューの中で、当時の雑誌連載における人気アンケートのシビアさを語っているが、『ベルばら』ほどの看板作品であっても、人気が下降すると打ち切られる可能性があるから始終緊張感があったと、池田は証言している。(つづく)
2017/04/09
感想・レビューをもっと見る