だれも知らないアンパンマン -やなせたかし初期作品集
だれも知らないアンパンマン -やなせたかし初期作品集 / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
昨日、谷川俊太郎の詩の絵本を読んで、私には詩の良さがわからないと痛感したが、そう言えばやなせたかしの詩は好きだったと思い出す。やなせさんが亡くなって3年が過ぎた。何か淋しい。この本は昭和50年代に『いちごえほん』という雑誌に連載されたアンパンマンの漫画。復刊ドットコムの本。やなせたかし不在が淋しい人が多いのだろう。幼年漫画であるが面白かった。ゴテゴテしていたり、ゆるゆる狙いの今の漫画は時に疲れる。「困った人を助ける」という、アンパンマン達の親切の延長上の正義が気持ち良い。アンパンマンもまた土佐の偉骨相か。
2017/01/26
ちぃ
初期作品がサンリオの「月刊いちごえほん」で、最初は平仮名「あんぱんまん」な事にびっくり。
2017/11/01
ヒラP@ehon.gohon
誰もが知ってるアンパンマンですが、素朴なところからスタートしたのですね。自己犠牲と正義感。分かりやすくてモヤモヤしないところが良いと思います。
2017/10/19
ヒヨドリスキ
下の子が気に入って定期的に図書館で借りてくる。サンリオの月刊いちごえほんで連載されていたあんぱんまんの漫画。素朴な絵柄が読みやすくてついつい読み込んじゃう。あんぱんまん達は顔無しで空を飛んだりとシュールな感じ。かれーぱんまんはあんぱんまんの弟、バタ子さんがメチャやんちゃ、チーズはばいきんまんの子分だった等のレア情報も知れる。
2024/08/10
ハパナ
月刊いちごえほんの連載漫画1話~71話(1976年9月号~1982年7月号)と付録作品一話分を纏めた本です。テンポの良さから、新聞の4コマ漫画の拡大版の様な読み切り易さがあります。ハイライト:(カレーパンマンはアンパンマンの弟/額から上の部分を齧らせて、むき出しの餡部分に花を活けて帰宅/アンパン・食パン・カレーパンの3人揃って中身が具かパンなので考えるのが苦手/頭を全て与えて体だけで帰宅/きたなしこのよるフケツマスナイト)
2017/11/18
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