新版 音楽の革命児 ワーグナー
新版 音楽の革命児 ワーグナー / 感想・レビュー
のぶのぶ
こりゃいい本をポチりました。ワグナーのレコードを拾った足立始の漫画からスタート。音楽から世界が広がるって、私も中学生時代、洋楽にはまったことに重なる。小遣いをレコードやCDに変えていった。また、最後の漫画にホルストの惑星組曲を聴くと宇宙が窓から入り込んでくる描写はわかるいうな気がするし、松本零士氏の原点なのだろう。ワグナーの曲、聴いてみたいし、漫画を画く前に音楽が流れている。ワグナーの紹介、解説書になっている。漫画でなく。ワグナーは、音楽家であり、脚本家であり、劇場まで作り上げるとは、マルチの才能。
2018/07/08
ごいんきょ
私の好きな松本零士が私の好きなワーグナーを語ります。
2018/11/19
ムーミン2号
長らく絶版で入手困難だった松本零士氏による作品。マンガ入りの文章、という体裁。元は音楽之友社の「ジュニア音楽図書館-作曲家シリーズ」の一冊で、中学生の頃にワーグナーに出会ってしまった松本氏の体験も含めた著作。ジュニア、なのかどうか不明だが、伝記部分はわりと簡素。ワーグナーと言えばドロッドロの男女関係で有名だが、そんなところはあまり書かれていない。オマケ的に単行本未収録の「消えない惑星」が収録されている。ホルストの「惑星」そのものとはあまり関係がない。松本氏のファンでないワタシにはちょっと中途半端な復刊。
2018/07/07
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