火の鳥 《オリジナル版》 黎明編
火の鳥 《オリジナル版》 黎明編 / 感想・レビュー
ムーミン2号
今さら手塚さんの『火の鳥』でもあるまいに、というほど何度も読んだ「黎明編」だが、読めば何がしかの発見があったり、いろいろと考えざるを得なくなる。本書はかつてB5のハードカバーで刊行された<オリジナル版>の普及版で、B5版をほぼ踏襲している。個人的には日本の古代史を借り受けた登場人物やストーリー展開が面白いのだが、当時、発表されて間もないくらいの「騎馬民族征服王朝説」が取り入れられているのは知っているとより面白く感じる。日本の神話の登場人物やエピソードも上手に使われている。また、読み直すんだろうなぁ。
2020/10/28
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