KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

星空マウス

星空マウス

星空マウス

作家
中園直樹
出版社
文芸社
発売日
2003-06-01
ISBN
9784835560007
amazonで購入する

星空マウス / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

いしかわ

'学校とは地獄のことで世界は灰色だった' 私もまったく同じことを思っていた時期があった。大好きなはずの本も、物語の色を失くし 青い空も灰色に埋め尽くされ そこにあるのはただ深い失望だけだった。この小説は、大切な友人から借りたものだけれど自分のお金で ちゃんと買おうと思った作品でもある。これは今に生きる子供たちの物語でもあるが 私の物語でもある。多くの人に読んでもらって、現状と真実を知ってもらいたい。

2013/06/02

ゆう

かつていじめの被害者だった著者が、現在いじめの被害者になっている人たちだけのためにかいたという本。被害者は悪くない、なんとしても生きることを一番に考えてというメッセージが伝わります。 著者が「こういう本がいらなくなると一番いい」ということを言っていた。そういう思いで書かれている本は少ないのではないかな。

2016/06/18

ピカ

ラストの前まで読んで、いきなり作者からの言葉が入っていたのに驚いた。ラストも読んで、納得。本当に苦しんでこの本を読む人には、このラストは絶対に読んじゃいけない。読むとしても、すべてを克服できてからじゃないと……。

2013/08/29

K

やけに物事がうまく行き過ぎている気がしたが、ラストを読んで「そう言うことか」と思った。 自分を拒否する場所に居続けることだけが正解じゃない。受け入れてくれる場所へ移動することも必要なのだと思う。

2013/04/05

ちーさん。

大人はこれから生きていくのに必要内『きれいごと』しか教えてくれない。学校という閉鎖空間の中で、そんなものは何も力を持たないというのに。戦うために必要な力を教えてくれたI君。彼はとても強かった。そんな彼に惹かれて、私は今日を生きている。

2016/12/22

感想・レビューをもっと見る