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京極噺六儀集

京極噺六儀集

京極噺六儀集

作家
京極夏彦
出版社
ぴあ
発売日
2005-08-11
ISBN
9784835615608
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京極噺六儀集 / 感想・レビュー

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優希

面白かったです。六儀集ということで、狂言・落語・講談を集めたものになります。台本の形で書かれていても京極さんの世界観は損なわれていないのがいいですね。臨場感もありますし、実際に見聞きしている感覚になりました。実際に見たいと思わされます。今後この作品たちが現代の古典として語られていって欲しいような気持ちになりました。

2017/07/09

takaC

著者:京極夏彦とのことだが、氏が書かれた文章はどこにもなかったような気がする。

2017/05/27

Yuri

『豆腐小僧その他』既読なので、狂言『豆腐小僧』『狐狗狸噺』『新・死に神』、落語『死に神remix』については、オリジナル台本と上演台本との違いを楽しむ感じでした。 講談『巷説百物語』が初読み。久々の百介とお銀さん。巷説のシリーズ読み返したくなりました。

2020/11/02

よみにゃん子

「新しい古典」を楽しめると同時に、狂言や落語、講談の置かれてきた歴史に少しだけ詳しくなれる、京極夏彦による台本・脚本集。収録されている噺は全て既読だったのですが、読み出すとあら不思議!初読の時のように心弾む読みごたえでした。未知の世界で敷居が高く感じられる狂言等を、少し身近なものとして捉えられたように思います。また、最後の春風亭小朝氏による、京極夏彦氏へ向けた文章がとても良かったです。途中左下に現れる豆腐小僧・狸・狐のパラパラ漫画も微笑ましい。そして、豆腐小僧は例え爺ィであっても可愛い!!

2014/01/25

やまちゃん

台本、という形式ですが、とても読みやすく特に狂言は臨場感たっぷりで(^-^)v笑わせるツボも良かったです!妖怪とか死神っていうテーマは、古典芸能の舞台にはもってこいなんですね~☆ 観た気になったし(笑)実際に観てみたい!とも思いました。小説とは違う、新鮮な刺激がありますね。あらためて、京極作品の原作の面白さと、言葉遊びの質の高さ、表現方法としての媒体の幅広さに驚きます!

2014/05/06

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