今を生きる君たちへ
今を生きる君たちへ / 感想・レビュー
Ryosuke.*
"理屈は死んでいる。世間は生きている" 社会をつくっている人たちの人生観を少し覗くことのできる一冊。私が共感したのがこの言葉。"その人の思いというのは本に書いてないんだよね" 共感できる範囲は、日々狭くなっていると感じるけど、前までの淡い想いとは比べて、共感してから思う事が明確になり、そこから考えられることも深く掘り下げられるようになった。可能性を信じた人は、自分の哲学をもっていて、それに沿って行動している。そういう生き方は憧れる。
2014/06/08
のみちゃん
もっと読みたかったという若干物足りない印象はありながらも、読めて良かったと思う一冊。こうしたラジオ番組は好んで聴くけれど、活字になるとまた異なる印象で読ませてくれる。「私は泉麻人さんになりたいのかもしれない」というのが、今の気づき。こんな感想を抱く読者がいようとは、薫堂さんも思わなかっただろう。2005年の作品でも、殆ど古いと感じなかった作品。いつか再読したいと思う。
2014/08/16
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