羽生善治の思考
羽生善治の思考 / 感想・レビュー
tatsuya
内容が整理されてないので頭に残りにくい。編集を工夫すればもっと良い本になっただろうに。もったいない。まぁ、そこは自分で工夫して役立てよう。羽生さんは好きとか楽しいという気持ちに重きを置いて、その感覚を飼いならしてるような感じがした。
2017/04/30
Emperor
羽生さんのいう「感覚」は凡人には到底分からないレベルにあるわけであって、「へえ、すごいな」と感じざるを得ない。対局を見れば見るほど、著書を読めば読むほど、次元の違いを感じて、どんどん遠い存在になっていく気がする。
2016/01/04
Kei
伝統的で、どちらかというと封建的な感じのする世界にありながら、その、ポジティブな発言に注目しています。
2010/12/29
あなあき
インタビューの書き起こしなのかな? なんて最初は思っていたのだけれど、参考文献として羽生の著書が列挙されてあるところから考えると、本書は恐らく、構成者が各書の「オイシイとこ取り」をしてリライトしたもののようだ。道理で「どこかで読んだような気がするなぁ」と思ったよ(笑)。あとの半分は「名言集」の類い。こういうモノはよく売れるのか、書店へ行けばけっこうな数が並んでるけど、自分は「文脈の中でどのように使われているのか? を無視してフレーズだけ抜き出した言葉はスグに死んでしまう」と考えているので「全スルー」っスw
2015/08/09
hakonan
筆者がプロになった当時の詰将棋の勉強について語っているところがあって、難問とそれに向かう自分を観察して、情熱と仕事についてさらっと一言言っている文章が仕事に対する励みというか、仕事をやっていけるかどうかの一つの目安のような感じがした。 章の終わりに筆者の言葉が載っていてたまに自分に刺さる言葉がある。 森内俊之の覆す力とこれを読んで感じたことは、棋士の多くが美しい棋譜を残したいと感じている、ということ。 ここには誰しもがアイデンティティを後世に伝えようとする、そういった意志を感じる。
2014/07/11
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