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INU COMMUNICATION

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作家
後藤正文
出版社
ぴあ
発売日
2022-05-27
ISBN
9784835646541
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INU COMMUNICATION / 感想・レビュー

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あままつ

アジカンのボーカルが様々な飼い主のところに行って色々な犬と仲良くなりに行くエッセイ集。とにかく犬が可愛いです。全ページカラーなので、ちょっとした写真集としても楽しめます。聞いたことのない犬種も出てきて読み応えがありました。エピソードが終わる毎のドッグトレーナーさんのコラムも勉強になって面白かったです。最後はイラストレーターの中村佑介のぽんちゃん(柴犬)で締められていて、アジカンファンとして痺れました笑。

2022/12/04

さらさら

もともと犬が好きだったけれど、あることがきっかけで犬が苦手になったそうです。それを克服するためにゴッチさんがいろんな犬に会いに行く。 ミュージシャンらしく、見出しが洋楽の曲名を文字ったものでした。 ちょっと文章が好みではなかったけれど、企画はおもしろい。 ただ犬とお近づきになるだけではなく、保護犬・子犬・老犬・盲導犬・ペットショップなどいろいろ取り上げられていた。 子犬とゴッチの写真がやわらかい表情で良かった。

2022/07/19

もともと犬好きだったのに豆柴に手を噛まれたことで犬が苦手になったゴッチが、様々な犬と出会い触れ合うことで、もう一度犬と仲良くなるために始まった連載。「犬たちと仲良くなるには餌を与えるに限る。この言葉はもはや、「犬に餌」くらいに簡略化して、諺の一つにしてしまってはどうかと思う。猫に小判。豚に真珠。あるいは、馬の耳に念仏。それらとは意味合いが違うが、当たり前のことを敢えて口にしたときの皮肉のような響きがある。」犬好きからすると出会う犬全てが可愛く思えるのに、どこか斜め上から見ているゴッチの視点が面白かった。

2022/06/22

むつ

わんちゃんの可愛さと癒しとそれに翻弄され奮闘する著者の姿に和み、笑いを誘われます。エッセイとしても面白く、ドッグトレーナーさんによる犬の性格や犬種の特性などの知識も得られてよかったです。保護犬からしつけや病気、お別れの辛さ。犬だけに当てはまるものではなく生き物を飼うことの責任や覚悟など色々考えさせられました。

2022/09/06

sou

かつては犬が好きだったのにある日を境に犬が苦手になった40代男性(アジカン後藤)が、様々な飼い犬との触れ合いを経て犬に対する心理的距離を無くしていくエッセイ。チワワ、サルーキ、ラブラドゥードルなど本当に多種多様な犬たちが写真付きで掲載されていて幸せな気分になるし、犬に関する情報が多く勉強になる。タイトルが毎回音楽もじりで、初回の「メロンコリー、そして終わりのない煮干しおじさんの悲しみ」から完全に気に入った。犬に好感を持ちつつも愛玩的に盲目的に犬を可愛がろうとしていない点も良かった。生き物として対等な視線。

2022/09/10

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